ユウギンの小並感

No Rider No Life

インターネット大会 ~トリックホリック編~

こんにちは!ユウギンです。

 

今回は10月末に行われ、つい先日ランキングが発表されたインターネット大会「トリックホリック 」について書いていきます。ルールやレギュレーションなど、詳細はこちらでご確認を。

 

最初に言っておく!俺はかーなーり弱い!

というのも、普段ポケモンの対人戦はほとんどやりません努力値種族値個体値の概念はわかるし厳選の仕方も知ってるけど、ツリーでAI相手に延々とBPを稼ぐだけで、ごくたまに相談無しマルチや参加賞目当てで変なルールのインターネット大会に潜る程度。普通のレートは初心者にはハードルが高すぎてやる気が起きません…。

それ故にパーティを一から組むとか仮想敵を意識した努力値振りや実戦でのダメージ計算など、不慣れな事ばかりであり、構築記事を書くのも初めてなので至らない点ばかりかと思います。読みづらかったらすみません…。

 

まず結果から言うと、30勝15敗瞬間最高レート1706最終レート1644でした。

ダブル・トリプルのインターネット大会しかやった事がなく、ツリーのスーパーシングルですら苦戦するほどの奴がこの戦績って、自分で言うのもアレだけど結構な快挙だと思うんですよ。決してイキってるわけではなく、勝率5割超えは初めてなので純粋に嬉しい。

使ったパーティは下記画像を参照。

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頑張ってくれたポケモン達に圧倒的感謝!

 

最初に構築の経緯から話します。

使えるポケモン一覧を見て真っ先に目に止まったのは幻枠の3匹。滅多に使う機会がないので、ぜひ使ってみたいと思いました。

しかし、ゴーストと悪タイプが多いこのルールではフーパは圧倒的に不利。ダークライも6世代から輸送してくるのが面倒。すでに厳選、育成済みのマーシャドーがいたので消去法で採用が決定しました。

また、大半のゴースト、悪、エスパータイプに強いマーシャドーミミッキュが使用率トップになることは初心者の自分でもわかるので、それらに化けの皮でワンクッション置けるミミッキュを採用。色違いのミミッキュを貰うためにミミッキュを育成するというなんとも無駄な(?)ことに。

そういえばストーリー以外でアローラベトベトンをちゃんと育成したことないし、5世代の時からいつか育成したいと思って結局できてないウルガモスも使えるな、と思ってその2匹を採用。

ここまで4匹のうち3匹は自分が使いたい気分だったからという理由ですんなり決まってしまいました。

 

そしてここで問題が発生。

 

このパーティ、グライオンドヒドイデどうするんだ???

 

よく変なルールのインターネット大会があるたびに一緒に考察する友人らから「ポイズンヒールグライオン」と「再生力ドヒドイデ」で回す受けループの存在を知らされるまでは全く考慮もしていませんでした。シングルとかいうルール未知過ぎる…。

 

そこでグライオン対策としてなぜか受信した電波が「力を吸い取る胞子ラフレシア。ポイヒグライの攻撃技に飛行技は入らないと考え、力を吸い取って火力を下げたり胃液でポイヒを無効にできるうえ、マーシャドーの格闘技とミミッキュのフェアリー技を半減で受けられる。おまけに胞子でワンチャンを狙えるので採用が決定しました。

 

最後の枠は結構ギリギリまで悩みました。某ポケモン対戦シミュレーションサイトで色々試すもしっくり来るものがいなく…。ちなみに候補にはこだわりスカーフデンジュモク、食べ残しウォッシュロトム、くろいヘドロクロバットなどがいました。一度弱点保険ネンドールという怪電波を受信したけど秒で解散した。

うんうん頭抱えてたら友人が放った「身代わり食べ残しサザンドラとかどう?」という一言でピンと来ました。これだ!サザンドラなら特性の浮遊でグライオン地震も効かないし、ドヒドイデの熱湯も半減。身代わりを出せれば状態異常にもならないし、悪の波動で怯みも狙えます。大会まで時間もあまり残ってなかったので即決しました。

 

こうしてユウギンと共に戦う6匹が揃ったのであった。

めでたし、めでたし。

 

 

 

・・・ちょっと待て!本番はここからでしょうが!

もう構築記事を書き終わった気になっていました。個別解説がないと意味が無いというのに。

 

マーシャドー

持ち物:きあいのタスキ

性格:ようき

努力値:4-252-0-0-0-252

実数値:166-177-100-x-110-194

技構成:シャドースチールインファイト、がんせきふうじ、かげうち

 

今回のルールの使用率1、2を争うであろうスペックの持ち主その1。もはや主人公。シミュレーション段階では威張るからのシャドースチールのコンボや岩封の代わりに冷凍パンチなどを試していたけど、相手の後続に負担をかける&自分の後続へのサポート&非接触技というアドバンテージしかない岩石封じで落ち着きました。シャドースチールの能力変化を奪う効果が下降は無視&身代わり貫通だとは知りませんでした。この技ズル過ぎやしませんかね??選出率は3回に1回くらいでしょうか。相手のマーシャドーダークライと同速ゲーになりがちだったり、後ろからHP満タンのバレてないミミッキュが出てきた時の絶望感は半端なかったりと、厳しい戦いを強いられた事が結構ありました。肝心なところで岩封を外したりしてちょっと意識低かった…。

 

ミミッキュ(NN:シックス)

生まれた場所:いかがわしき屋敷

持ち物:ミミッキュZ

性格:ようき

努力値:4-252-0-0-0-252

実数値:131-142-100-x-125-162

技構成:シャドークロー、じゃれつく、かげうち、つるぎのまい

 

今回のルールの使用率1、2を争うであろうスペックの持ち主その2。主人公のライバル(?)。ニックネームの由来はこのゲームの主人公から。対型破りのポケモン相手を除けば化けの皮で行動回数が1回は必ず保証されているので初心者でも扱いやすいのがいいですね。ミミッキュは大抵意地っ張りが多いので、相手のミミッキュより絶対早く動けるように陽気で育成。実際かげうちの打ち合いになった時に役立ちました。火力不足な部分はつるぎのまいとじゃれつくZで補えるのも良い点。じゃれつくを外したのは全体で2回くらい、選出はマーシャドーと同じく3回に1回くらいだったかと思います。

 

ベトベトンR(NN:Trix)

生まれた場所:スーパー・メガやす

持ち物:とつげきチョッキ

性格:いじっぱり

特性:どくしゅ

努力値:212-252-4-0-36-4

実数値:207-212-96-x-125-71

技構成:はたきおとす、どくづき、がんせきふうじ、かげうち

 

なんとなく使ってみたかったからという理由で採用された枠その1。ニックネームの由来はこのヨーグルトから。くいしんぼう+混乱実とリサイクルやクリアスモッグで何度か試しましたが、マーシャドーと同じ理由で最終的に岩封に落ち着きました。また、毒手にすることで毒ダメージとかげうちでミリ耐えしていた相手を落とせた試合が多かったです。ウルガモスウツロイドメガヤンマデンジュモクなどがキツいため、相手にそれらがいてかつ選出されそうだなって思った時は大抵選出していました。その場合は後出しからのチョッキで耐えてはたきor岩封を一発お見舞いさせて退場くらいしか対処方法が無いのですが…。そうじゃなくてもZクリスタル以外の持ち物を無効化できたり毒の追加効果が美味しいので、選出率は2~3回に1回くらいとマーシャドーミミッキュより少し高めでした。ベトベトンの前で悠長に蝶舞を積むウルガモスは絶好のカモだったw

 

ウルガモス(NN:モフラ)

生まれた場所::ヴェラ火山公園

持ち物:ウイのみ

性格:おくびょう

特性:ほのおのからだ

個体値:31-x-30-31-31-31

努力値:244-0-184-0-52-28

実数値:191-x-108-155-132-124

技構成:ほのおのまい、サイコキネシスちょうのまい、はねやすめ 

 

なんとなく使ってみたかったからという理由で採用された枠その2。ニックネームの由来はモフモフ+この怪獣から。理想個体が生まれるまで6ボックス分くらい卵を孵したと思います…。というのも、♂のむしグループ親がB30のアゴジムシしか持っておらず、せっかくだからめざ氷個体を作ろう!と意地を張ったせいです。それ故に努力値配分に少し無駄ができてしまいましたが、初心者なので「実数値1くらい違っても変わらんやろ」と思ってました。配分調整はどこかの育成論ブログからそのまま真似させていただきました。最初はエスパーZを持たせていたけど、シミュレーション段階でミミッキュと同時選出して負けるというクソプレミを晒して負けたので、被らないよう混乱実を持たせました。選出率はベトベトンと同じくらいでわりと高め。さざめき欲しい場面が何回かあったけど、ゴーストや毒タイプが多いのでサイキネで正解でした。散り際に相手を燃やした時は偉かったけど、2回舞ったのにパワージェム急所で死んだ時は3DSを投げそうになりましたね()

 

ラフレシア(NN:トゥルエノ)

生まれた場所:シェードジャングル

持ち物:ゴツゴツメット

性格:ずぶとい

特性:ほうし

努力値:212-0-252-0-44-0

実数値:177-x-150-130-116-70

技構成:エナジーボールムーンフォース、ちからをすいとる、いえき

 

物理受け枠。ニックネームの由来はこの動画に出てくるクソデカい花の名前から。 ゼノブレイドクロスをプレイした方ならわかるはずです。あれはトラウマ…。

「ちからをすいとる」という技は相手の攻撃実数値と同じ数値分だけHPを回復した後、攻撃ランクを1段階下げる面白い技です。特性クリアボディかいりきバサミなどで能力を下げられない場合は失敗し、ヘドロえきの影響を受けます。大抵のマーシャドーは陽気AS振りなので、その場合のA実数値である177までHに振り、残りをDへ。胃液を搭載することで一部の特性を除いて無効化できるので、なぜか毒ダメージを受け始めるポイヒグライが爆誕したりして面白かったです。しかし、45戦中選出回数はなんとたったの2回。シミュレーション段階ではマーシャドーミミッキュ環境だったのが実際はそうでもなく、思っていたよりクロバットガオガエンが多くて出したくても出せませんでした。ただ、見せ合いの時点で相手がマーシャドーミミッキュロトム辺りを出しづらくなるので、いるだけでも大きな意味はあったと思います。しかも選出した2回のうち1回は相手がまさにその選出だったので(なぜ出したのかは置いといて)、1回でも活躍させることができて満足です。

 

サザンドラ(NN:ホロビア)

生まれた場所:ホウエン地方からやってきたようだ

持ち物:たべのこし

性格:ひかえめ

努力値:12-0-0-252-0-244

実数値:169-x-110-194-110-149

技構成:あくのはどう、だいちのちから、みがわり、ちょうはつ 

 

グライオンドヒドイデピンポイントメタ枠。ニックネームの由来はスーパーマリオオデッセイのとあるキャラクターから(未プレイの方はネタバレ注意!)。今大会のMVPです。なぜかと言うと相手にグライオンドヒドイデがいる時点で100%選出していたからです。それ以外にもこのパーティじゃキツいウツロイドガオガエンアーゴヨンを身代わりを壊されつつ大地でなんとかしてくれたり、ミミッキュと対面してしまった時に悪波で怯み倒してなんとか勝ったりと、窮地を救ってくれました。一度だけ岩封グライオンにPP合戦に持ち込まれてしまい、PP切れで降参せざるを得なかった事があったけど、大抵のグライオンドヒドイデには無傷で完封できる最強ポケモンでした。Sは準速ミミッキュ+1まで振り、Cはウツロイドドヒドイデを大地で少しでも多く削れるように全振り。陽気最速ミミッキュには全く抵抗できないけどほとんど当たらなかったです。対耐久ポケモンなのにPPを増やさなかったのだけが唯一の心残り。そこまで頭が回りませんでした…。

 

初心者視点の使用感としては、相手の選出に対して上手く有利に出られればワンチャン完封できるほど強かったです。選出ミスをしてしまっても、運要素でなんとかなる可能性に賭けられます。諦めないって本当に大事なんだなあ。 

キツかった相手は以下の通り。

実際に潜るまで気付かなかったんですけど、このパーティなんと飛行弱点が3匹もいるんですよね。クロバットサザンドラの身代わりでなんとかやり過ごそうとしたらすりぬけブレバ+とんぼでやられたり(すりぬけの事すっかり忘れてました)、HPが多いベトベトンで受けようとしたら怒りの前歯してきたりと翻弄されてばかりでした。

ガオガエンはなんと言っても特性の威嚇が強すぎて、マーシャドーミミッキュは有利なはずなのにAを下げられたせいで耐えられて返り討ちに遭うなんてことも。サザンドラで身代わりを貼りつつ大地で倒そうとしてバークアウトされた時は変な声が出ました。

スカーフデンジュモクは一度ビーストブーストの波に乗られるともうマジで誰にも止められなかった。シャドスチでC上昇を盗んだり、なんとかスカーフをはたき落せても、すでにこちらは大ダメージを受けており…。サザンドラに後出しされて上から不意にマジカルシャインやめざ氷が飛んできた時はもう諦めの境地です。というかこいつサザンドラを働かせ過ぎでは?

メガヤンマは勝てる試合をエアスラ怯み連続で引かれて負けたので許せませんね!!それが無ければ基本的にはベトベトン後出しで勝てます。

下3匹は上3匹ほどキツくはないけど、倒すのにある程度の手順が必要なので処理が遅くなってしまうと全抜きされて負ける展開が多かった印象です。

 

このパーティの改善点を挙げるとすれば、サザンドラのPPを増やす事とラフレシアクロバットガオガエンに強いウォッシュロトムにする事くらいでしょうか。ほぼ気分と思い付きで作ったパーティのわりに結構完成度が高く、シングル超絶初心者の私でもちょっと練習しただけで大分その性質を汲み取れるようになって扱い方のコツを掴めました。友人らの助けを借りながらだけど、初めて自分で一からパーティを組んでここまでの結果を残せたのでもう言う事なしです。何より久々のポケモン対人戦は楽しかった!対人戦に対して感じていたハードルが少し下がって、ちょっとだけ自信も付いた気がします。とは言えまだまだ初心者の身なので、これからも楽しむ事を軸に勉強して頑張っていきたいと思います!

 

 

 

…ここまででなんと6,000字以上!大学のレポートでさえこんなにたくさん書いてないぞ。それほど書きたい事がいっぱいあったという事ですね。

実はどうしてもトリホリの構築記事を書いてみたくてブログを始めました。

文章構成がめちゃくちゃだしやたら長くなっちゃったけど、所詮ブログなんてものは自己満足に過ぎないのでね。書いててすごく楽しかったです。もう満足したので多分続かないです。

…いやせっかく始めたからには続けたいので、今後は特撮関連やアニメ、ゲームなどの感想・考察をゆる~く書いていこうと思っています。また参加したいと思える変なルールのインターネット大会が開催されたら構築記事も書くかもしれないです。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

それではまた!

 

追記:キツいポケモンオニシズクモを書くのを忘れていました。このパーティ、どうあがいても無理です!!